君の側にいるだけで
それから

      ーーーーお昼の授業ーーーー
この時間帯の授業は眠いな
ていうか、ちゃんと真面目にやっている人なんていないと思うな
あ、あの人頭ガクガクしてる眠そうだね
午後の授業は眠いから先生の話が全然頭に入ってこないなー
「なぁなぁ」
小声で隣の席の和泉翔が話しかけてきた
「な、なに?」
「あのさ、朝言い忘れてたけどお前は鈍感だから気付かないと思う。これから俺が何をしようとしているのか。楽しみにしておけ」
「?」
「今はなにもしない、もっと仲良くなってからじゃないと意味がないからな」
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