最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「あーもう、なんだってそんなにネガティブなんですかね、あ、ホットコーヒーください。」

「トラウマってやつよ、かわいそうにねぇ、あ、私も、森さんは?」

私は、小刻みにうなづき返した。

「じゃあ、ホットコーヒー3つ。」

ウエイターはかしこまりましたと行儀よく答えた。

「素直になるってことがどれだけ大事か分かったんじゃないんですか?」

今回の事件で、と言われて私はうん、と呟いた。

分かったつもりだよ?

それは、もちろん。

大麦の心を手に入れたくて、大麦が欲しくて・・

素直になったら全部もらえた。。

けど・・

朝になったら我に返って

我に返っちゃってさぁぁぁ

ない?

そういうのないの?
みんなは・・!
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