復讐

「ひょっとしてサヤの事件を担当してる人達?」


「うん。あのね、あたし昨日捜査協力っていうことでサヤの事をニシベさんって刑事に色々教えたんだ。

そしたらさっきカザマさんって刑事と一緒にお礼言いに来てくれたの。」




しまった・・・

捜査状況、いやサカグチの拘置所への輸送時期を聞き出す絶好のチャンスだったのに。


もっと顔をちゃんと見ておけばよかった。
まだその刑事達はいるだろうか。




2人に悟られないように会話を続ける。




「そうだったんだ。」


「ニュースで犯人の精神鑑定がどうのこうのってやってただろ?

でもきっと有罪にするって言ってくれたよ。」


「捜査状況のこと教えてくれたのか?」


「いや詳しくは教えてくれなかった。

でも裁判は大体いつぐらいになるのかって聞いたら、最低でもあと2週間ぐらいはかかるって。」




タマダ・・・ナイスだ。
やっぱりお前は最高だ。





「そうか。俺もできれば傍聴したいな。」


「お前もそう言うと思って聞いておいた。
仕事休み取れるようにしとけよ。」


「ああ。」


「タマダそろそろ行こ。
ショウ君もまたね。」


「うん、また。」


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