好きなんだけど。


翔平はこの男の出現に戸惑ってる様子。


「レイ。この人は?」


「だから こいつの彼氏だって。」


大貴は私の頬を片手で掴み、強引に顔を近づけた。



ん〜。っとキスをしようとしてくる。


翔平はかなり驚いてる。


「ぶへっ!」

思いっきり この男の腹を殴る。


その勢いで大貴は私から離れる。


「こいつ、ただの幼馴染だから。」


「あ。うん。そーだんな。
じゃ明日また学校でね。今日は話聞いてくれてありがと。」


翔平は目をまん丸にしたまま、急ぎ足で帰って行った。


あーぁ。完全に引かれたでしょ。





< 3 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop