お前だけが欲しくて


あの後、宮園とホテルに行った

直ぐにベッドに押し倒してキスをしてくる宮園

正直、がっつきすぎててひいてしまう



でも流石、ヤってるだけあってテクはすごい

キスだけで主導権を握られそうになる


それだけは絶対に嫌で、息が少し乱れているけど、キスの合間に宮園に言う


「セン…パイ……お…風呂入…りたい」

「…風呂?」


欲を孕んだ目で私を見下ろす


「……入んないと…しない」

「……じゃあ、一緒にはいるか?」

「絶対に嫌……そんななら帰る」

「まて……冗談だ」


今、私に帰られると男の理由でキツいであろう宮園は私を止める

……いい気分



「センパイ先に入りますか?」

「先にはいれ」

「ありがとうごさいます」



笑顔で宮園にお礼を言ってお風呂へ向かった




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