支配人との恋(仮)
あれから1週間。
幸人さんが働くホストクラブまでやってきた私達4人。
「さっ行くわよー。」
キャバ嬢美奈子を先頭にangelに入って行く。
「いらっしゃいませ。」
中に入るとこの前のボーイさんがいた。
「お客様申し訳ございません、本日浴衣祭で店内混雑しておりまして、ご迷惑かけることがあるかもしれません。ご了承ください。」
ボーイさんは私達4人を席まで案内してくれた。
この前は幸人さんに連れられてすぐVIPルームに連れていかれたから、フロアに入るのは初めて。
店内は所々間接照明があるだけで、薄暗かった。