この地球-セカイ君がすべて
そう言ってお母さんは自分の部屋の引き出しからお金を取り出してきて、私に渡した。
それから私は急いで支度をして、学校に向かった。
放課後。
私1人じゃ決められない気がして、柚美ちゃんに頼んでついてきてもらうことにした。
「ええ〜どの浴衣にしよ?涼しめに青?やっぱり女の子らしいピンクかな?どうだと思う?柚美ちゃん」
「真琴にしては珍しく乗り気だね」
「えっ、まあ…私も先に進みたいしね」
「そっか。じゃあ、これかな?」
と言って柚美ちゃんが選んだのは青でもピンクでもなく、すみれ色。
「ちょっと、試着してきなよ。」
「う、うん。」