湖都子のポエム8

私の居場所は……

簡単に気持ちを変えることなんてできない

彼女を好きなこと
わかってた
それでも見込みあると思ってた

あなたのこと諦められなかった
いつも一緒にいられたらって夢見てた
好きな人と一緒にいられたら幸せなんだらうな

あなたが困るとわかっていたも
気持ちをおさえられなかった

あなたがいれば何もいらないって思った
恋と友達
どちらかを選ばなくてはならないなら……
恋なのかな……

恋も友達も全部なくなった
そして何もなくなった今……
後悔にのたうちまわりながら生きてる

過去の私……消せればいいのに……
私の居場所は……
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世界は私中心に動いてる。ほしいものは何でも手に入ると思っていた。何をなくしても、弘人くんが手に入ればいいと思ってた。

結局、弘人くんは手に入らなかった。そして、友達もみんないなくなった。ううん……違うの……私の悪口が流されてた。でもね……反論もできない。私がやったことなんだもの……学校に私の居場所はどこにもなかった。

これも全部奈緖ちゃんのせい……
鬱憤は、吐き出してスッキリしなきゃ
奈緖ちゃんに
「これも全部、お前のせいだ。お前さえいなければ…」
と、言ってた。
隣にいた彩花ちゃんが……
「奈緖は何も悪くない。全部自分のせいでしょ?」
「違うの……この女がいなければ……」

「あのさ、もうやめろよ。」
いつきたのか、弘人くんもいた。
「だって、コイツをがいるから付き合ってくれないんでしょ?だったら、いなくなったら……」
「お前を好きになることはない。俺が一番嫌いなのは、性格ブスなんだよ。」

「あなたが欲しい物があれば、あげるよ。でもね、ヒロは物じゃないんだよ。あなたが欲しいって言っても渡せない。」

そして、ますます居場所がなくなった。どれだけ後悔しても……

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