フレーム
「なるほどなるほど。」
そう言う監督さんを
確認すると、
私のことは無視したまま、
「それでもやるなら、
環奈は一生懸命やるでしょう。
部活が出れない日があっても、
良いと言って下さるなら…
ぜひ、お願いします。」
「し、師匠!?うわっ」
自分も頭を軽く下げながら、
師匠は、私の頭も無理矢理下げさせた。
私を部活に!?
しかも師匠から!?
何考えてるの!?
混乱しまくりの私に、
監督さんは