フレーム






入学式が終わり、


変な神経をまわして

疲れ切った私は

かなりゆっくり教室に向かっていた。





「環奈!お疲れ!」




そう思いっきり肩を叩かれ振り向くと、

そこには機嫌が良さそうな隼人がいる。




「……恥ずかしすぎて教室行きたくない。」





それだけ言うと、

私は、ため息をついて立ち止まる。




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