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結局入学式の日から、

何度か見かけはするものの

太一君と直接話す機会は無く、


師匠と太一君が

何を話したのかは分からないまま。



師匠によると、

私が困ることは話してないらしい。


まあ、つまり、

太一君に取られてしまった

お守り、こと、欲望抑制機を

私にくれたあの人のことは

何も触れてない

ってことなんだろうな。






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