僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~


「うん、それがいい。
…よろしくね、ひまり」


笑顔でそう言った彼に、私の顔は一気に温度を上げる。


私の名前って、こんなにいい響きだったっけ…?


艶やかな唇で名前を呼ばれれば、
私の心に何かが生まれた気がした。

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