僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~
「あの言葉、最初は笑ったけど、結構胸に残っててさ。
みんなの天使になれる、って笑顔で言うひまりに僕も、本当になれるかもって思ったんだ」
「薫くん……」
「あの時のひまりの言葉がなかったら、僕は今も自分のやりたいことが見つかっていないままだった。
だからひまり、僕に夢をくれて、ありがとう」
「……っ!」
私が、薫くんに夢を与えた…?
笑顔でそう言う薫くんに、私も笑顔がこぼれる。
「私も、そう言ってもらえて嬉しい。
ありがとう、薫くん」
私がそう言えば、薫くんは笑いながら゙どういたしましで、と言った。