僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~
「う……、っふ…」
私は、流れた涙をそのままにして、薫くんの背中に手を回す。
「薫くんっ…、好きっ!
私も、大好きっ……!!」
「……うん」
薫くんは回していた腕を少し緩めると、
私の涙をふいてくれる。
「…そんなに泣いてると、またパンダになっちゃうよ?」
クスクスと笑う意地悪な薫くんを見れば、
私は少し不機嫌な顔をして対抗する。
「…これは、薫くんのせいでしょ」
そんな私を見て、薫くんはふっと笑う。
「…そうだね。僕が責任をもって止めるべきだ」
そう言えば、薫くんは私の頬に手を添えて、
甘く、優しいキスを落とした────。
.*・゚END.*・゚