見えない距離と儚げな横顔
1人目は、年上の爽やか系イケメン。
初めての彼氏ということでか、なんでも私をリードしてくれる、優しい人だった。
だけど




私が慣れるにつれて少しずつ、少しずつ重くなっていく。
甘えてくるのが多くなり、嫉妬やヤキモチで他の男子に怒ったり、私の行動を制限したり。

ついに耐えられなくなった私はワカレバナシを切り出すと、メンヘラのように
「悠ちゃんが居ないと俺生きてけない。」
「なんで嫌いになっちゃったの。」
「誰が俺の悠ちゃん取ったの。」
などと繰り返してた。
周りの協力もあって、なんとか別れたのに…


その一週間後。彼はストーカーとして私の前に現れるようになっていた。
どこに行っても彼はすぐ近くにいて
「ゆーうちゃんっ。」
なんて声をかけてくる。
あの声がまだ耳に残っている気がする。
挙げ句の果てには無理やりキスしてきたり…








私は彼のせいでイケメン恐怖症になってしまった。
テレビで見るのもダメ。触られるのはもちろん、近くにいるのも無理。
…震えが止まらなくなってしまう。
そんな時にあいつは現れた。
< 12 / 16 >

この作品をシェア

pagetop