【完】好きで好きで苦しくて
「なっちゃん!」








「あっ、夏姫」









今、会いたくないのに










あんなことを思い出した後に会うのは少し気まずい








「どうしたの?夏姫」










「なっちゃん、何の部活に入ったのかなーって」









「あぁ。どうしようか、迷ってるの」









「私も!どの部活もいいんだけど、これっていうのがないの」








「夏姫、何か部活に入ろうと思ってるの?」








「うん。高校にせっかく来たんだし、やっぱり青春したいもん!」








「夏姫からその言葉聞くとは、思わなかった」
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