由良先輩はふしだら


「早速だけど、お昼の続き、してもいい?」


先輩に押し倒されて、目の前には相変わらず綺麗な顔。


大好きな大好きな、由良先輩の瞳が私をとらえて離さない。


「えっ、さっき先輩、やらしいこと考えてないって……」


「ん?あれは、美子に聞いただけじゃん。俺は……」


っ?!


先輩の口が、耳元に触れて。


「やらしいこと、考えてるよ」


わざとらしく囁かれたその言葉に、身体がビクッと反応して。


「勝地とのこともあるし、お仕置き。やめてって叫ばれても、やめてあげられないかも」


ネクタイを緩めながら、今度は軽く私の唇を奪った先輩に、溶けそうなぐらい、熱くなって。


「大好きだよ、美子」


優しく私の頭を撫でながら、耳元に響く先輩の声に。目頭が熱くなって。


叶わないと思っていた、


ずっとずっと。


先輩の笑顔が見られればそれでいい、なんて。


いつしか欲張りになって、突き放されても、忘れられなくて。


先輩に、告白されたあの日のこと、そして今日のこと、それ以外のたくさんの思い出だって忘れない。



そしてこれからも、もっともっと、先輩との思い出を作っていくから。



「私の方が、大大大好きです!」



そう言って、大好きな先輩の頬に、キスをした。










─END─



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