人魚姫
「瑠夏、あのねいくら私が驚かないからって
急に目の前に逆さまで現れないでくれる?」


「えー、どうせ驚かないんだから良いじゃん!」


「はぁ…」





瑠夏の見た目はまぁ、透けてるんだけど
とても綺麗なんだ
さらさらの黒い髪に
スラットした体型
身体に響いて吸い込まれるような声
一目惚れだった
私は熱を持たないらしい
興味がないんだ…全ての事に
何も感じることが出来なかった…
そんな私が唯一綺麗と思ったのが瑠夏
瑠夏はそんな私を面白いというけど…






「ねぇ?歌音?また歌ってよ…」


「…しょーがないな…」

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♪~

空がオレンジ色に染まる時
出会った君はとても綺麗で
だけどその横顔は泣いているようで
つい声をかけた そうしたら
君は驚きながら嬉しそうに笑ったんだ

それから沢山話したけど
まだまだ足りないから
この日々に終わりが来ることを
知りながらどうしようもなく
ただ願う 終わらないで

それでもいつかきてしまうなら
笑っていたいから
思い出を作ろうね

♪~
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