キミに手を〜『好き』の二文字を言えるその日まで〜

Tenth Brilliance

堀野さんには好きな人がいる…。

それを聞いてから、私は「告白」というものを考え始めていた。

このままだと振られる可能性のほうが確実に高いけれど、

試してみたいという気持ちもあった。



そして迎えたバレンタインデー。

この日に告白しようと最初は思っていた。

けれども出てくるのは別の話題。

彼女に、私の気持ちを伝えることはできなさそうだった。
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