夜のオフィスは波乱の幕開け
ほんとに、愛されてるな~。俺にはもったいないぐらいの彼女だよな~。
だんだんと千和の目がとろ~んとしていた。
これは、お酒がまわってきてるのかな?
なんか、お酒が入ってないときよりもセクシーじゃないか?
そっと目を閉じかけている千和の髪をなでた。
きれいな髪だな~。サラサラとした千和の髪は手の間をすりぬけていく。
どうしたの? ほとんど呂律がまわっていない状態で千和が呟いた。
目があった瞬間、また千和の唇にキスをしていた。
智一は、本当に、この人を選んでよかったと心の底から感じていた。
これからも千和と共に、お互いのペースで付き合っていけたらいいなって
智一は密かに思うのであった。