クールな上司に愛されたなら




「杏奈痩せた?
ちゃんと食べてる?」



「え?」



「今だってさなんか
気を抜けば泣きそうだし大丈夫か」



心配そうに見つめる黎と陽介が重なった



だめ、もう思い出しちゃダメ



「ううん、なんでもないよ」



「そっか、まぁなんかあったらいつでも電話でもメールでもしてこいよ!」



「うん、ありがとね!じゃ!」



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