クールな上司に愛されたなら




「酔いつぶれたお前をマスターに送るよう頼まれたけど家も言わねえし爆睡するから連れてきただけだ」



いつもより低くかすれた声に少しだけドキッとした



いやでもこれはきっと気のせいだ



「あ、あの、すいませんでした」



いくら嫌いな相手とはいえ迷惑をかけたことに申し訳なさを感じる




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