狂愛社長に溺愛されてます

✱横暴な

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「ここで電話番をしててくれるか」



次の日から、言われた通りに社長室に出勤したあたしに告げられた言葉。



「……電話番ですか?」


「あぁ。俺はこれから取引先の所にいくから。あ、昼飯は一緒に食べよう」


「はぁ……」



忙しいのか、早口で言う社長に圧倒されながらも返事をした。



「なんだその気の抜けた返事は」


「あ、いえ。行ってらっしゃい」


「なんか新婚家庭みたいだな」



なんて顔を近づけてくる。



「ちょ……社長、遅れますよ」


「それもそうだな。じゃあ連絡するから昼休みに出てこいよ」



片手を上げて社長室から出ていく。


残されたのは顔を真っ赤にしてるだろうあたしだけ。



「なにあれ……」



心臓がなりやまなくてたまらない。

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