こんぷれっくすシンデレラ

まっしぐら!コンプレックス街道


高校に入学すると、初めて会う知らない子達がたくさんで

私はひるんだ

絶対、絶対バカにされる…!!

なるべく喋らずに大人しくしていよう…
入学式でそう決意したのに


入学間もなく、前の席の子に
「ねぇ、いおりちゃん!私字下手だからこれに私の名前かいてくれん?」と何故か上履きを渡された

私的ピーンチ!

なんて言ったらいいかわからなくて躊躇していたら、

「なんか、ノリ悪くない〜?」
って、言われて

焦ってしまい、反射的に
「あっ、ごめんね?」と、普通に喋ってしまった

……しまった。

「……えっ?!なにその声〜!ウケるー!」
「なに、どしたの?」
その子の友達が集まって来た

そして、すぐに私の真似をし始めた
「あっ、ごめん〜」
「やば、めっちゃ似てるんですけど!笑てか、凄いアニメ声やん!笑」


”はい、終わったー!”
私の心は泣いていた

それからというもの、男女問わず弄られマネされ三昧の日々で…

現文の時に教科書読まされるのが地獄だった

中学からの仲良いい子とは普通に話せたけど
それ以外の子とは怖くてろくに会話もできず

地味で大人しい学生時代を過ごしたのだ


私も少女漫画みたいにキラキラした学生時代を過ごしたかったけど
恋愛なんて出来る程の自信も余裕もまるでなかった
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