同期のあいつと私の家族


断ろうとしたら、急に後ろから声がして私も日向もびっくり。

「神崎。お前いっつも来ないだろ!?今回お前は強制参加だ。」

「誰かと思ったら水沢。」

水沢とは、本名、水沢魁斗(みずさわかいと)。

私たちと同期で、人事部所属。

「よっ。2人とも久しぶりだな。特に神崎は。」

「そっ、そんな強調して言わなくても。」

「事実だから。それよりわかったか?参加だからな?」

「.....」

「神崎。」

「......はい。」

金曜日同期会決定。
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