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密室M

翔~version


俺の部屋に月夢ちゃんがいる…夢のようなシチュエーションだ。早く料理を作って、ゆっくり食べて寛ぎたい…

今日のメニューはパスタにした。1人暮らしが長いせいか、本当は割りと何でも作れる。

だけど、料理は出来ない事にしないと 結弦ん家に気軽にいけないから料理出来る事は伏せている。

大体の用意が大方出来た時に 月夢ちゃんがお風呂から上がりリビングにやって来た。

この娘はどうしょうか?濡れた髪に 上気した顔…ノーメイクなのに 可愛い…抱きしめたい。理性を保ち声を掛ける。

「月夢ちゃん、髪の毛乾かしてあげるから こっちにおいで…」

「///えっ、自分で出来るから いいよ…」

「俺がしたいの。それに後で俺の乾かして貰うつもりだから///」

この前 結弦が月夢ちゃんに乾かして貰っているのを見て すごく羨ましかったから…

結弦が居ない今しかない。

「ほら、おいで…」

ソファーに月夢ちゃんを座らせて ドライヤーで髪を乾かす。同じシャンプーなはずなのに、彼女からは違う匂いに感じるから不思議だ…

月夢ちゃんの髪をサラサラと鋤きながら 堪能する。かなり変態だな…柔らかい黒髪で 艶々していて綺麗だ…髪に顔を埋めて 後ろから抱き付きたい…

リミッターか直ぐに振り切れるから、冷静になるために ご飯を食べる事にする。

「さっ髪も乾いたし、ご飯にしようか?」

「翔君 ドライヤーありがとう…人に乾かして貰うのって、どうしてこんなに心地いいのかな?また乾かして欲しくなっちゃう…」

月夢ちゃんは煽り屋だ…部屋に来たいとか、また乾かしてとか…簡単に男を喜ばせる術を自然としちゃうから困る…

俺をこれ以上煽るのは 精神衛生上止めて欲しい…



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