* switch *

ありなし

朝起きて顔を洗う為にリビングを通ると 翔君がいる。

「おはよう月夢ちゃん」

「おはよう翔君?朝からどうしたの?」

「月夢おはよう。今日俺接待で帰り車無理だから 翔に送り頼んだ。ほら早く用意しろよ…」

急いで顔を洗って 部屋に戻り着替えて リビングに向かい、3人で朝ごはんを食べる。

「結弦が接待とか珍しいよな…何大きなプロジェクトとでもあるのか?」

「ああ 新規の案件で抜擢され、この前の出張もそのせいだ。」

「お兄ちゃん凄い…お兄ちゃんって部下とかいるの?」

「月夢ちゃん知らないの?結弦って…」

「翔余計な事は言うな。まだ話す時じゃないからな…」

何か隠し事があるみたいだけど、お兄ちゃんは やっぱり仕事も出来る男なんだ。

「またお兄ちゃんの仕事の話 今度聞かせてね!」

とニコッと笑い 部屋に入りヘアとメイクをとあたふたと準備をした。



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