プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜

『ひなちゃんなんて全然可愛くないし。』

「この世の終わりだ……」



学校に着いた瞬間、死人みたいな顔をして頭を突っ伏す私。



「どうしたんだ?ひな子は。」


「矢吹くんと距離を取り始めたみたい」


どんよりとしている私を見ながら
海里ちゃんと千尋くんがこんな話をしているなんて今の私には聞こえない


翔くんと付き合い始めた頃は
あんなに世界がキラキラして見えたのに、今の世界は灰色だ。


そして私の気分をどん底まで下げる出来事に遭遇してしまう。
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