内実コンブリオ

気づけば、今日の学校が終わろうとしている。

そういえば、夏休み直前はきまって昼までだったな。

すっかり忘れていた。





部活も終わりかけの頃。

まさか昨日の事はただの脅しだったのか?

もう部員たちは、帰りの準備に入っている。

今日の野球部の活動は、雨だったから室内だ。

校舎内ランニングに筋トレ。

だから、すぐに終わった。

部活も完全に終わり、ざっと7、8人くらいだろうか、野球部メンバーで帰ろうと駐輪場に向かう。

するとそこで、驚きな人と出会った。




そこにいたのは、これからこの土砂降りの中を颯爽と走りつづけるための準備をしている咲宮 華さんだった。

咲宮 華さんも部活の帰りだろうか。

あれ?そういえば、咲宮さんって部活は何に入ってんだろう。

頭の中で大好きな人の思考を巡らせていると、ついに恐れるべき時が来た。



「おら、栗山。俺たちが優しく見守ってやるから、言えよ」

「おー、やっとか!待ちくたびれたぜ!!」



その他の連中はなんだ、なんだと、興味ありげにのってくる。

別に大した事じゃない。

この際だ。この機会をむしろ上手く使ってやる。

でも、告白って一世一代の大勝負だよな。

まぁ、そう思える俺は相当本気なのだと、自分でも驚く程冷静に実感できた。
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