夢から醒めた夢



「何で?」

「何でって……スタイルが出るから?」

「愛梨がそれ言ったらダメだろ。身長もあるし、スタイルいいんだから、パンツも似合うと思うけど」



この人は、人を誉めてどうするつもりだ。

ちょっと、恥ずかしくなってくるんだけど。


なぜか、そのあとも服を見つつ、服装の話しをしていた。

一体、何を考えているんだ。

そもそも、話しがあったのではないのか。

そんな話しより、なぜか服装。

別に、キミの好みを知ったところでどうも思わないんだけど。



「歩き回ったら腹減ったな。何か食べよう」

「え?」



確かにお腹すいたけど。

って、今何時?

そう思って腕時計を見ると、7時を回っている。

夜になっているよ。

でも、2人きりにならなければ大丈夫だと思うけど。

なんだか、普通にデートしているような感覚になってしまう。

コレはおかしい。

そんな関係じゃないのに。




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