彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
いつものクエストをリセットして再スタートしようとしていたら一気に何人かログインしてきた。



雪姫: モモちゃんがんばってる~?

フトモモ天使: これから頑張る感じです^^



正直、このレベルになると一日でレベルを1つあげるなんてことはかなりの神業で、私のペースだと大体1週間ぐらいかかる。
毎日正味2時間ぐらいの狩り時間ではそのぐらいが妥当なところ。
だから今日100になるなんてことは、絶対的にありえないんだけど。



エリザベス: がんばるです!

CUBE: 100になったら昇進クエがあるからそこからが本番って感じなんだけどね。

フトモモ天使: わーそうなんですねー;;



そういえば、スーラさんボスがきつくて泣いたって言ってた。
たしか一度全滅してもう一度ボス挑戦したって……



jun: 100になったら装備整えれば問題ない



それはジュンさんだから言えることで。
100の装備を整えるなんて事、お金がないので無理です。

このゲームでのお金儲けって言ったら課金アイテムをゲーム内通貨で市場に出すか自分で装備を作って売るぐらい。
私はどっちもしてないから、日々の生活にもちょっと困るぐらいにビンボー。



CUBE: まね。そのへんジュンさんも協力してあげてよ。

雪姫: そろそろモモちゃんにあげる装備、ギルド製造にいれるかー

CUBE: おーいいねぇ。たまにはギルド製造貢献するかなー



このゲームの製造は戦闘することで進めるか、製造モードにしてその場に座り進むのを待つか。
もちろん戦闘した方が圧倒的に進むのが早い。

ギルド製造は、それをギルドメンバー全員で出来るシステム。
個人で製造を進めてない限り無条件でギルド製造に貢献できる。
ただしこれは戦闘でのみ。

いつも個人で何か製造しているキューブさんがギルド製造に貢献するのはすごく珍しい。



雪姫: じゃあいっぱい入れちゃお(〃ノωノ)

CUBE: モモちゃんも頑張ったらいいの出来るかも?!とか言ってみる。

フトモモ天使: はい!がんばります!



やっぱり頑張るしかないみたい。
みんなすごく応援してくれてるし。


黙々と狩り続け、最初のボス手前。
お腹がそんなにすいてなかったとはいえ、あまり遅い時間に食べるのもダメだし。



フトモモ天使: ご飯とか色々してきますね^^


ご飯とお風呂を済ませるために私はPCの前を離れた。
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