彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
荷物を部屋に運ぶと潤兄は帰っていった。
部屋の中は数日留守にしてたからかなり冷え切っていて慌てて部屋の暖房を入れた。


「さむっ」


あったかいお風呂に入りたい!
お風呂に入ってるあいだに部屋の中も暖かくなってるはず。
ゲームにもログインしたいし、夕ご飯はもらって帰ってきてるから、とりあえず入っちゃお。


一時間ほどお風呂でぽやっとして出てくると部屋はすでに暖かくなっていた。
狭い部屋だから、まぁ当然といえば当然。


お湯を沸かして準備万端。
今日のお昼も沢山食べてまだおなかもすいてないしとりあえずゲームにログイン。





《ログイン完了です》



フトモモ天使: こんにちはー^^

マッド: こんちは

むぎちゃ: ちわー



人が少ない。
早い時間のせいもあるかもしれないけど、クリスマスだから?



フトモモ天使: 今日は寒いですねー

むぎちゃ: こっち大雪 さっきまで雪かきしてた

フトモモ天使: うわっ たいへんそう;;

マッド: こっちも寒いなぁ さすがに雪は降らないけど



たしかマッドさんは東京だったっけ。
むぎちゃさんは、雪姫さんとギルマスと一緒だからたぶん北海道。
画面を通してこんなにいろんなところに住んでる人と話が出来るのもインターネットならでは。



むぎちゃ: そうそう、暖かくなったらオフ会するんだってユッキー言ってたよ



ユッキーって……
確かにみんな勝手に色んな呼び名で呼び合ってるけど。



フトモモ天使: あーなんか前に雪姫さん言ってました^^

マッド: お、そうなの?どこですんだろ?

フトモモ天使: 東京って言ってましたよ~

マッド: それは是非、仕事調整して参加せねば



マッドさんの勤務は三交代制らしくて夜といえども仕事のことも多いらしい。
だから不思議な時間に現れていつの間にかいなくなる。


フトモモ天使: 私も是非参加したいですー^^

むぎちゃ: ユッキーにみんなが参加できるように日にち選ぶように言っておくよ

マッド: ヨロシクー

jun: はよ

むぎちゃ: おーじゅんじゅん おはよ なんか久しぶりーって俺が来てないだけかw

フトモモ天使: こんにちは^^



あ、なんかジュンさんと会うのも久しぶり。
十二月に入ってから休みの日ぐらいしか会えなかったけど忙しかったのかな?
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