彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
オフ会の後、四日ぶりにゲームにログインした。
忙しかったのもあるけど、主任に月曜までログインしないように言われてたから。



《ログイン完了です》



フトモモ天使: こんばんは^^

エリザベス: こんばんわ モモちゃん無事帰れたのね

フトモモ天使: え?はい

エリザベス: 家に、じゃないわよ?モモちゃんが無事にって意味よ?わかる?



無事に?
だってこうしてログインしてるんだから当たり前。
私が無事なのはこのとおり。



エリザベス: そ、ならいいのよ。ジュンちゃんが持ち帰ったからおいしく頂かれちゃったのかと思ってたわ



おいしく?
いただかれる?

って?いただくってまさか?!
そういう、いただく?!!!



雪姫: こんばんは~(⌒∇⌒)ノ""

エリザベス: こんばんわ

雪姫: この前はおつかれさま

エリザベス: 雪さんこそ、遠征お疲れです

雪姫: 遠征って言わないw ま、似たようなもんか。あれ?モモちゃん中身なし?

エリザベス: たぶん今色々妄想と葛藤中よ



妄想と葛藤ってっ
いや、でもここは落ち着いて。
文字しか見えないんだし、普通にすれば大丈夫。



フトモモ天使: 雪姫さん、こんばんは^^

エリザベス: 今モモちゃんにおいしくいただかれなかったか問い詰めてたところ^^

フトモモ天使: いただかれてません!

雪姫: いただかれてないの?何してんの、ジュンちゃん( ´△`)



おいしくいただかれて当然と思われていることにびっくりで。
何でジュンさんと私がそういう……
だって、ほんとに。そういうんじゃないのに。



フトモモ天使: そういうんじゃないんですってば

エリザベス: じゃあどういうって聞きたいところだけど、あんまりモモちゃんいじめるとジュンさんに怒られるからやめとこ

雪姫: そうよ、ジュンちゃん怖そうだったもの、イケメンだったけどさ

エリザベス: 雪さん、イケメンならなんでもいいの?

雪姫: そんなことないわよー、ベスだってイケメンなのにもったいない

エリザベス: 別に私、女の子のほうが好きよ?モモちゃんみたいの大好物よ?



大好物って。
いや、私食べ物なんかじゃないです。
さっきからすっかり私の扱い間違ってませんか?


だいたい、リズさんキャラ変わってませんか?
ついこの間、オフ会で会うまでは無口な感じだったのに。
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