彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
三人で買い物に行って、早めの夕飯を食べてお風呂にまで入った。

色々買ってもらった荷物も積み込んだし、あとは帰るだけってところ。


お父さんがどうしても服をプレゼントするってきかなくて、誕生日でもなんでもないからいらないって言ったのに。結局押し切られてワンピースを一枚買ってもらった。

自分のお給料じゃ、なかなか買えないブランドのものだから嬉しいけど、ちょっと複雑。


「そろそろ、帰るね?」

「気をつけてね。いつでもまた帰ってくるのよ?」

「お父さん、ワンピースありがとね」

「ん、その。あれだ。車の運転、気をつけて」

「桃華ちゃん。色々楽しみにしてるわね?」

「……じゃあ、またね」


お母さん、まだ言ってるし。



帰りは最短距離の道を通って自分の家に向かう。

道もすいてて案外早く家についた。


大量の荷物を持ってアパートの階段を上る。


「う。重っ……」


お米をくれるって言ってたけどまだあるって言って断った。

大体お米炊かないしね。減るわけがない。


「ただいま」


ふぅー疲れた。
運転がじゃなくて、ここまで荷物を運んだことが。

まぁでもお風呂も入ってるし、後は寝るだけって状態にしてきたから。

もちろんこのあとは、ゲーム。



実家からもらってきた物を片付けて、飲み物を準備する。

部屋着に着替えて、準備万端。


「よし、がんばるかぁ」
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