俺様野郎とパシリなあたし






あの蓮でさえも、ちゃんと席についている。


「水沢ぁー…?」


「ひぃっ!」


地を鳴らすようなその声に、肩を震わせ振り返ると。


「なにやってんだ?」


手に出席簿を持った担任が、あたしを見ていた。


どうやら、その手の出席簿で、あたしの頭を叩いたらしい。


「先生、あたし焼きそばパン買ってこいって脅されてるの」


「誰に?」


「蓮に」







< 166 / 769 >

この作品をシェア

pagetop