君と、私の365日
「ちょっと春くん、その話は‥‥‥」ーーーーダンッッ!


壁側に、手を付き凛ちゃんの行く手を阻む頼がいた。



「凛、どういうこと?clubってダメって言ったよね」


「えっと、だって私親いないから、一人で生活するにはclubで働くしかなくて。」


「だからって‥‥‥ッッ。凛、こっちおいで」


頼は、凛を連れて総長室に入ろうとする。


「おい、そこ俺の部屋‥‥」

ギロリ、と睨む頼。


「今それどころぢゃないの!わかった?」


「わかった」


俺総長なんだけど。女絡むと怖くなる頼を横目に、頼は頼で、総長室に凛を連れ込むし。


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