君と、私の365日
ーーーーー頼に、着いてゆくみんな。


頼が、個室に入っていく。


コンコン。「はい」凛の声が聞こえる。


「俺だよ」


頼が、カーテンを開けると痩せ細った凛がいた。


髪は抜けてなくなり、帽子を深く被るだけ。


キティちゃんの猫耳帽子を被った凛は、可愛かった。


「皆‥‥話したの?」


ああ、と頷く頼に、そっか、と笑う。


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