同居相手はまさかの!?
第17話素直になると言うこと
【茉莉side】

あたしは、服を詰め、あの家に戻った。


ガチャ


「ただいまー…。」


その時、藤堂君は私服に着替えていた。



(初めて見た…私服姿…。)


藤堂君はベージュ色のジャケットに白のパンツに
黒のvネックを着ていた。


あたしはドキドキしてしまった。


「…おかえり。遅かったな。」


今は藤堂君の話す言葉言葉に反応してしまう。


「あ…うん。ちょっと大家さんと会って話してたから。」


「ふーん…。」


(ヤバイ…。ドキドキする…。)


「…私服初めて見た…。」


「ああ、まあ大体私服はこうゆう感じが多いから。
さっき俺も取りに戻ってたから。」


「…そうなんだ。」


「…何、惚れた?」


藤堂君はそう言って、黒い笑みで笑った。


その時あたしは大家さんの言葉を思い出した。


【気になる人には素直になるのが一番】


「…かもね。着替えてくるから待ってて。」


あたしがそう言った時、藤堂君はびっくりしていた。


(…これで良いんだよね?)



そしてあたしは自分の持ってきたバックを持って部屋に戻った。

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