同居相手はまさかの!?
チリンチリン

「…こんばんは。」


入ると店内は薄暗く、モダンな雰囲気のお店だった。


棚にはたくさんのお酒が並んであり、たくさんの客が座っていた。


(わ…おしゃれ…場違いかも…。)



その時バーテンダーがあたしに気づいた。



「…いらっしゃいませ。お一人様ですか?」


「あ…はい…。」


「こちらのカウンター席にどうぞ。」


バーテンダーに言われ、あたしはカウンター席に座った。


「何になさいますか?」


(どうしようかな…。)


あいにくあたしは、お酒はそんなに強くない。


でも今日は酔いたい。


酔って忘れたい。


「…1番強いので。」 


そう決めたあたしは、一番強いお酒を頼んだ。


「…かしこまりました。」


そう言ってバーテンダーはお酒を作り始めた。


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