同居相手はまさかの！？

「！？…何ですかこれ！！」


『トウドウトモヤヲ、コンペニサンカサセルナ』


…藤堂友也をコンペに参加させるな…？


…どういう事？


何で高杉君が…。


そしてもう一枚の紙には


…え？


…どうしてこれが…。


それは、あたしと高杉君があの家に入って行く写真と


あの日高杉君に抱きしめられた時の写真がプリントアウトされた物だった。


…どうしてこれが…。


「小野田君、藤堂君これはどういう事かな？君達は付き合ってるのか？」


「え…えっと…。」


…何て説明すれば良いの！？


その時


「…僕が一方的に小野田さんにしただけです。」


…高杉君？


「その日は、僕は彼女を家に呼びました。
それは元々、僕の家でして…。
もう一度告白する為に呼びました。
振られても諦める事が出来なかったんです。」


高杉君…？


どうしてそんなウソを…。


「…僕は彼女にストーカーしました。」


高杉君は、たんたんとウソを並べた。


高杉君！？


「…君は小野田君にストーカーしてたのか？」


「違います！！藤堂さんは！」


「はい。綺麗彼女がずっと好きだったんです。」


…嬉しいはずの告白だけど


こんなの全然嬉しくないよ…。