同居相手はまさかの!?
第35話救世主
今日はいよいよツルハヒュージョンとのコンペ。


「今日は絶対ツルハヒュージョンに勝つぞ!」


「おー!!」


朝から社員は気合が入っていた。


そし社員の皆さんは第2会議室に向かった。


「小野田さん、お茶組みに回って」


「…分かりました。」


上司の町田さんに言われ、そしてあたしは給湯室に向かった。


人数分のお茶を用意した。


コポポポ


湯を注ぐ音がやけにあたしを緊張させる。


そしてあたしは人数分のお茶を用意し、再び第2会議室に向かった。


コンコン


「どうぞ」


ガチャ


「失礼致します。」


「ああ…ご苦労さん。君美人だね」


「…ありがとうございます。」


「いやはや、ネクストヒュージョンの社員は羨ましいですな、こんな低脳の会社でこんな社員がいるなんて…。」


(…低脳?こんのクソジジイ!)


「ありがとうございます。低脳な会社でも特にチームワークを大事にしている会社ですから。社員は皆大事ですし」


(課長…。)


ツルハヒュージョンと、ネクストヒュージョンの間には火花が散らしていた。







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