*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
……まだかな?
もう三十分以上待ってる。
早くベッドで大の字になりたい。
……もうチェックインしちゃえ。
諦めて腿の上のスマホをバッグにしまい何気にエントランスを見ると、クラシカルなスーツに身を包む二十代後半ぽいメガネ男子がホテルに入って来た。
仕事でいうならばホテルマンor執事の印象。
背筋をピンと伸ばし颯爽と歩く姿は、まさにデキる男の人。
背もスラッと高いしもしや……?
脳内で女子社員からの副社長情報を再度思い出してみる。
『佇まいからイケメン』
『軽い切れ長の目が美しすぎる。鼻筋もスッと通ってて外人ぽい』
メガネ情報があれば断定……って、容疑者じゃないんだから。
もう三十分以上待ってる。
早くベッドで大の字になりたい。
……もうチェックインしちゃえ。
諦めて腿の上のスマホをバッグにしまい何気にエントランスを見ると、クラシカルなスーツに身を包む二十代後半ぽいメガネ男子がホテルに入って来た。
仕事でいうならばホテルマンor執事の印象。
背筋をピンと伸ばし颯爽と歩く姿は、まさにデキる男の人。
背もスラッと高いしもしや……?
脳内で女子社員からの副社長情報を再度思い出してみる。
『佇まいからイケメン』
『軽い切れ長の目が美しすぎる。鼻筋もスッと通ってて外人ぽい』
メガネ情報があれば断定……って、容疑者じゃないんだから。