*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「あの件は、気にしなくていい。副社長わざと私を怒らせて、綾瀬が鬼濱出現時、どう対処するか見たかったとさ。綾瀬のスタッフへの思いやり、責任感の強さ、鬼濱への対処褒めてたよ。鬼濱を良く理解してて頼もしいって喜んでた。内緒だけど、あの人たまに各部署ふらっと覗いて、シラ~ッと社員の資質やら人徳やら観察してるから。穏やかな笑み浮かべてフラフラしてると思ってたら大間違い。この先副社長がトップになったら、長いものには巻かれろ魂はお呼びじゃないからね。大西は、もっと下に任せて育てることに力入れなよ。
大西のハイレベルな企画力は誰もが認めるところだけど、下が育ってないのが問題って指摘してた
。だからこそ大西に頼ってる現状を変える必要あるってね。……ちょい語りすぎたわ。綾瀬の話は、また明日ね」
課長は、珍しく会社の内情を大盤振る舞いして、プランナールームに戻って行ってしまった。
大西のハイレベルな企画力は誰もが認めるところだけど、下が育ってないのが問題って指摘してた
。だからこそ大西に頼ってる現状を変える必要あるってね。……ちょい語りすぎたわ。綾瀬の話は、また明日ね」
課長は、珍しく会社の内情を大盤振る舞いして、プランナールームに戻って行ってしまった。