*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
そんな超幸せ回路に導かれ、真っ白い羽に包まれフワフワ舞い上がるような心地良さに必死に抵抗した。

けれども気が付いた時には、家の近くの小さな公園の前にいた。


「……起きた?」


……ああ……やっちまった。

先輩との貴重な時間が……。


「すみません」


「全然。寝ていいって言ったの俺だし、美愛の寝顔超好きだから」


少しだけ倒したシートにもたれ甘く微笑む姿に、まだ夢うつつの私は、ポ~ッと見惚れまくり。
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