☆真実の“愛”―ただ、愛してる―3
「ってことで、本家に行くな」
横にいる圭吾に、そう伝えると。
「……お前んち、滅茶苦茶な金持ちだな」
と、言われた。
「……」
もしかしたら、今の会話でバレたか?と、思った。
けど、
「まぁ、京都とか、東京には、金持ちが多いか……」
と、流してくれた圭吾。
「何より、あれが仮住まいだろ?」
「……」
「金持ちであること、違いない」
……大体、あってる。
だが、それが御園だとは、思いもしないだろう。