あなたの心を❤️で満たして
目から零れ落ちる液体は、ポトポトと服の上に輪ジミを作り出す。
色の変わった部分はどんどん増えて、味わったことのない寂しさを感じ、希望さえも見失いそうだったーーー。





「……ごめん…」


誰かの声がして急に温もりに包まれた。
ふわりと優しく、そして力強く誰かに抱き締められている。




(誰…?)


分からないけれど温かい。
この温もりさえあれば寂しくても生きていけそう。


手を伸ばしてその温もりに触れた。
指先にはゴツゴツとしたら硬いものが触れ、何だか知らないけれど時々ビクビクと揺れている。



(面白い…)


寂しくて堪らなかったのに、つい笑い出しそうになった。
そのまま安心して凭れたら、いつの間にか夜が明けていたーーー。



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