love game♡
「なーんてッッ。そしたら俺の勝ちになるのになー。」

ニッと笑った伊織くん。

このまま、気持ちを抑えていたら
3人でいることがなくなるのかな。

でも、気持ちを言ったら、
日菜子を傷つける。

「伊織くんは、結局そのことしか頭にないんだね。」

「だって、人を好きになることなんて面倒なだけだし。傷つくくらいなら適当に暇つぶししてた方がいいもん。」

「あなたって人は、気楽でいいね。」

そういったら、ふっと笑って、

「そーだな。」

そう言って立ち去った。


その背中はやっぱり、寂しそうに見えた。

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