love game♡
当たり前のように入っていたつかさの部屋。

しんと静まり返って、鍵もかかっていた。

「つかさー!俺。優だよ。開けて。」

「‥‥‥いたくない。」

消えてしまいそうな声でつかさはそう言った。

つかさを追い詰めてしまっていたんだと気づく。


「ごめんな。いるならそこで聞いて。
俺、つかさが俺を好きだって聞いて驚いた。
てっきり城田に本気だと思ってたから。」

「ごめん‥」

「城田とゲーム場で付き合ってたことも
なんかショックで混乱してた。
俺はさ、日菜子と付き合ってて本気で日菜子を大事にしたいと思ってるんだ。だからつかさの気持ちには応えられない。」

「うん。」

「でもな、だからってつかさを軽蔑したり
つかさを嫌いになんてなるわけないから。
俺も日菜子もすげーつかさの存在ってでかくて。つかさがいない日常なんて考えらんないんだよ。俺は、つかさが幼馴染として
親友として大事にしたいんだよ。余計なお世話かも知んない。でもつかさが辛い思いしてるんだったら俺は放っておけないんだ。」

そう言ったらガチャリとドアが開いた。

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