冷徹王子に愛されて?


「あー…

か、可愛かったなー…。」


とりあえず走って

人気のない公園に逃げ込んだ。


別に追われているわけでもないのに。


えっと…

いや、分かっていたよ?

いつかこんな日も来るって

分かっていたんだけど、


私を呼ぶ

いつもの低めの声よりも

もっと

もっと優しく

あの子を呼んでいるんだろうな


とか

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