君との時間~もう一度、私に恋をして
「じゃあね、私いってくるよ」


凛子にバイバイして、私たちは別れた。


雨雲が、空を覆う。


そろそろ晴れそうな気がする。


そしたら会える気がする。

バチャバチャ、と水溜まりに入り走ってると、ツル、と滑り立ち上がる。


だけど急に目の前が明るくなる。


何‥


目が開けてられない。


ーーーーーーーーーーーー



ピッピッ‥ピッピッ。



目覚ましのなる音で、目を覚ます。



ん?あれ‥‥‥?


私、なんで家いるの?


しかも、制服のまんまだし。

辺りを見渡しても、変わったことはない。


気のせいか、と立ち上がりいつも通りに家を出た。
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